ファンケルクラシック劇的イーグルパット

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国内シニアのファンケルクラシック

国内シニアのファンケルクラシックは8月20日から22日静岡県の裾野カントリークラブ(7009yd(パー72))で、熱戦が繰り広げられました。

賞金総額6,000万円(優勝賞金1,500万円)

昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止でした。

今回は無観客で行われました。

 2日目(21日)は伊澤利光と田村尚之、崎山武志、阿原久夫の4人が8アンダーで並んで終えました。

6アンダー5位には井戸木鴻樹、久保勝美、原川光則、堤隆志の4人が続いていました。

 

最終日にこんな劇的シーンは誰も予想していませんでした。

 

首位に4打差9位スタートの秋庭真一がなんと17番でバーディー18番でイーグルをとり10アンダー単独トップとなった。

この時最終組の阿原久夫と田村尚之は9アンダーで17番を終えるところでした。

秋庭真一のどうかこの二人がバーディ―を取らないで欲しいという願いも空しく、二人は18番でバーディーを取って10アンダーとします。

18番パー5で3人のプレーオフ。

まずは田村尚行がティーショット、フェアウェイを捉え、2打目をグリーン奥4メートルに付けます。

この距離でのイーグルはないだろうとみていましたが・・・。

グリーン奥のフリンジからパターで

ゆるやかなフックライン

打ったボールはゆっくり弧を描きながら・・・。

途中から田村は走り出します。

そしてボールが入った瞬間

飛び跳ね、飛び跳ねて喜びを現しました

キャップが飛んだにも気ずかずに。

素晴らしいイーグルパット

仲間の2人も駆け寄って握手でした。

今年2月、最愛の母である幸子さんが90歳で他界しました。

天から見守ってくれた母にシニア通算2勝目は大きなプレゼントになったことでしょう。

結果

1位   田村尚之   -10 206

2位T  秋庭真一   -10 206

2位T  阿原久夫   -10 206

4位T  深堀圭一郎    -8 208

4位T  原川光則        -8 208

4位T  崎山武志        -8 208

 

ファンケルクラシックは新規トーナメントとして2001年に幕を開けました。

初代覇者の座を射止めたのは髙橋勝成でした。

髙橋は3連覇達成を遂げています。

大会が始まってから20年。

初代覇の高橋勝成は古希を過ぎ、今年71歳で20回記念大会に参加しました。

いつだって60台のスコアで回る目標を持ってスタートティーに立っています。

が本人の言葉です。

その高橋は初日71をマークしエイジシューターを達成しました。

そして最終日も69で2回目のエイジシューターを達成したのです。

これもすごいことです。

いろいろなところにドラマは待っていますね。

感動の最終日プレーオフでした。

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